オンサイトセミナープログラムご紹介

(1) ISO13485:2003 解説

定評のある ISO13485 の解説セミナーです

ISO13485 特有の要求事項について対応ポイントをひとつひとつ詳細に検討します。
ISO規格や医療機器規制の基礎知識をはじめ、ISO13485の中で特にポイントとなる部分まで
(リスクマネジメント、フィードバックシステム等) を1日で解説する、お得な集中トレーニングコースです。

初心者の方も理解を深めることができますので、新入社員や新しく配置された方への教育の一環としてもぜひご検討ください。

1日コース (10:00-16:30)

  • ISO 13485 の基本
  • 特別要求事項の解説 (ISO 9001 と比較した際の追加的な要求事項)
  • 対応上、特にポイントとなる要求事項 (リスクマネジメント等)

(2) ISO9001:2008 改正ポイント解説

ISO9001が2008年版として改正されました。今回の改正の目的は「明確化」と「曖昧さの除去」であり要求事項の実質的な変更はあまりないと言われています。しかし御社の品質マネジメントシステムへの影響を十分に検討すべき変更点も多数あります。

認証の切り替えのためには何よりまず規格の変更点を理解する必要がありますが、その上で
(1) 御社の品質マネジメントシステムの変更の必要性を検討
(2) その結果を記録に残す
(3) 必要な変更を計画(もし変更が必要であれば)
(4) 変更を実施
(5) ISO9001:2008年版での内部監査を実施…
などの対応を、経営者も関与してしっかり計画する必要があります。

このプログラムでは、要求事項部分(4章〜8章)の記載において少しでも変更があった部分を全てピックアップします。変更点の意味や位置づけを解説し、御社の品質マネジメントシステムの変更が必要となる内容かどうか、ご一緒に検討致します。 また、対応実施の計画立案について移行処置も含めて確認します。

半日コース (10:00-12:30)

  • ISO9001:2008 4章〜8章の全改正ポイント解説
  • 移行処置、移行計画の立案

(3) FDA規制&QSR勉強会

QSR に基づいた品質システムの構築、QSIT の読み方、米国 FDA から査察連絡が来てからの対応について医療機器・体外診断用医薬品を米国へ輸出するメーカーの方のためにわかりやすく解説します。

テュフズードインフォサービス主催の ISO13485 内部監査員コースに既に御参加された方には、ご希望により証明書に QSR の内部監査をするための教育をあわせて受講した 旨を追記いたします。(証明書原本が必要となります)

1日コース (10:00-16:00)

  • 米国の医療機器規制の概要
  • FDA 査察対象となる医療機器
  • 品質システム規則 (QSR)
  • QSR 内部監査要求事項
  • 品質システム査察戦略 (QSIT)
  • 医療機器報告制度 (MDR)
  • FDA 査察連絡を受けてからの対策

(4) 欧州医療機器指令(MDD)解説 (1)

【初・中級セミナー】

2007年改正の内容を踏まえて、対応の基礎から改正ポイントまで、MDD本文と付属書の原文を参照しながら網羅的に解説します。

2007年の改正の変更前後の内容を対比したMDD全文英和対象版や基礎知識の解説資料を含む、非常に資料価値の高いテキストを使用致します。

1日コース (10:00-16:30)

  • MDD 基礎、2007年改正ポイント概要
  • MDD 詳細検討(本文、付属書)
  • 州整合規格、規格改正時の考え方

(5) 欧州医療機器指令(MDD)解説 (2)

【上級セミナー】

MDDの対応検討の上では、MED-DEV、NB-MED という各種ガイダンス文書の理解も重要となります。上級セミナーでは、MDDに関わる各種ガイダンス文書を検討します。特に2009年に改正されたビジランスシステム・ガイドラインは、市販後監視(PMS)の NB-MED と関連させて、和訳資料を見ながら詳細に検討します。その後、主要 NB-MED ガイダンスを検討していきます。

ビジランスシステム・ガイドライン(2009)、主要 NB-MED ガイダンスの概要和訳(全文和訳ではありません)を含む、資料価値の高いテキストを使用致します。

1日コース (10:00-16:00)

  • MDD ガイダンス文書の概要
  • 主要 MED-DEV & NB-MED 詳細検討
  • 欧州からの情報

(6) 欧州体外診断用医療機器指令(IVDD)解説

IVD指令要求事項と技術文書ファイルの作成 / 議論と詳細解説で問題解決の1日コース

欧州に、体外診断用医薬品(試薬)、分析機器を輸出する場合に対応が必要となる欧州体外診断用医療機器 (IVD) 指令のセミナーです。特に、IVDD技術文書ファイルの構築について詳細に解説します。

IVD 指令の審査に携わるエキスパートの講師が、IVD 指令の要求事項の全体像とともに、IVD 指令対応のなかで特にポイントとなる、基本要件への対応、技術文書ファイルの構築を詳しく解説します。

1日コース (10:00-16:00)

  • 欧州 IVD 指令の概要
  • 製品のクラス分類
  • 適用規格の選定
  • IVD 指令の基本要件とは?
  • 技術文書ファイルの確立
  • 欧州からの最新情報について

(7) 改正MDD対策・臨床評価 新MEDDEV ガイダンス解説

改正MDDの基本要件適合性評価において求められる臨床評価の指針として、新MEDDEVガイダンス文書が2009年12月に発行され、2010年3月21日施行の改正MDDでは、基本要件の適合性評価において臨床評価 (Clinical Evaluation) をこれまで以上に重要視するとともに、臨床データの明確な定義が示されています。

新しいMEDDEVガイダンスでは、臨床評価の進め方のコンセプトをかなり変えていますが、MEDDEV文書は欧州の行政当局とノーティファイドボディが合意したMDDの正しい解釈を示す文書として運用されており、今後の臨床評価はこのガイダンス文書に従う必要があると考えられます。
今後の臨床評価の進め方、記録の残し方を具体的に検討します。

臨床評価の新MEDDEVガイダンスについて、製造業者としての対策のために読み込むべき主要部分の和訳資料をベースに、要注意ポイントの解説を挿入した資料価値の高いテキストを使用いたします。

1日コース (10:00-16:00)

  • 医療機器指令の基本要件と臨床評価
  • 臨床評価/新MEDDEVガイダンス文書解説

(8) 医療機器の法規制ビギナー向け解説

新入社員・新しく配置された方への教育の一環としてご検討ください

製品安全性の確保と品質マネジメントシステム構築は、医療機器の規制対応の大前提となります。
プログラムの前半では、医療機器の品質マネジメントシステム(ISO13485) とリスクマネジメント (ISO14971) のポイントを、ビギナーの方にもわかりやすく解説します。プログラムの後半では、
医療機器の法規制対応(日、米、欧)についてわかりやすく解説します。
本セミナーは丁寧な解説と質疑応答で初心者の方も理解を深めることができます。

1日コース (10:00-16:00)

品質保証と安全性保証
  • 医療機器の品質保証(ISO13485)
  • 医療機器の安全性確保 = リスクマネジメント(ISO14971)
医療機器の法規制
  • 医療機器の法規制対応業務
  • 薬事法の基礎
  • 米国の規制の基礎
  • 欧州の規制の基礎

(9) 医療機器のリスクマネジメント

リスクマネジメントの対応は万全でしょうか?

ISO14971:2007 (second edition) が2007年3月1日に発行されました。
医療機器のリスクマネジメントの基礎と、改正前後の要求事項相違をわかりやすく解説します。

ISO13485及び薬事法では医療機器メーカーにリスクマネジメントの実施を求めています。本セミナーでは、ISO14971で記載されている「医療機器のリスクマネジメント」とはどのようなものかを解説するとともに、ケーススタディを交えてリスクマネジメントのシステム構築と実務で活用できるノウハウを習得していただけます。

また医療機器のリスクマネジメントは開発・設計段階だけでなく、製品に係わる全ての業務で実施が求められています。例えば、開発部門以外の製造や購買部門において、どのようにリスクマネジメントの取り組みを進めるべきかについても明確にしていきます。さらに、自社で開発した製品でない医療機器についてのリスクマネジメントの取り組みが必要になる場合(例:輸入業者)もあります。そのような場合についても、事例を挙げて検討をしていきます。総合的かつ実践的に学べると大変ご好評をいただいているセミナーです。

1日コース (10:00-16:30)

2007年3月1日発行の ISO14971:2007 解説
効果的なリスクマネジメントの検討
  • 実戦的な設計・開発プロセスの構築
  • 設計・開発とリスクマネジメントの有機的結合
  • リスク分析と市販後調査に必要な情報収集方法
  • QMSとリスクマネジメントの有機的統合
  • 製品実現プロセス(製造、購買など)を対象にしたリスクマネジメント
  • 設計・開発のない組織(輸入業者等)におけるリスクマネジメント活動

(10) 医療機器の製造プロセスのバリデーション (ワークショップ)

GHTF ガイダンスに基づき「医療機器のプロセスバリデーション」を解説します

具体事例をもとにしてバリデーションプロトコルを作成する実戦的コースです

体外診断用医薬品の事例も研究します(凍結乾燥工程)

● ISO13485 の要求事項である自動化工程のコンピュータソフトウェアの適用のバリデーションの解説も行います

プロセスバリデーションとは何か?がよくわかった、と定評のあるワークショップです。GHTF プロセスバリデーション・ガイダンス起草に直接参加した講師が、医療機器メーカーでの製造技術エンジニアとしての実務経験も踏まえ、理論と実践の双方の観点で講義・演習を進めます。

1日コース (10:00-16:00)

講義 - 医療機器のプロセスバリデーションとは?
  • 医療機器のプロセスバリデーションの基礎
  • 規制、規格の要求事項(ISO9001、ISO13485、FDA)
  • 自動化工程のコンピュータソフトウェアの要求事項
ワークシートを用いたプロトコル作成のワークショップ
  • 事例研究/ワークショップ1 滅菌パックのヒートシール工程
  • 事例研究/ワークショップ2 凍結乾燥工程
  • 事例研究3 手作業工程ハンダ付け工程(バリデーションする場合)

(11) カナダ医療機器法規制解説

カナダの規制への対応は万全でしょうか?

カナダ市場に医療機器を輸出する上で対応が必要となる法規制の情報はなかなか入手が難しい状況です。カナダの規制体系と製品、システム要求事項の全体像をわかりやすく解説します。
またカナダ医療機器規則は、2007年に小改正が実施されています。その内容についても解説します。

半日コース (10:00-13:00)

  • カナダの医療機器規制の概要
  • 製品のクラス分類、Device License 取得方法
  • カナダ法規制に基づいた品質マネジメントシステム監査

(12) ISO13485:2003/ISO9001:2008 内部監査員トレーニングコース (2日コース)

良い内部監査員とは?という疑問にお答えします

医療機器メーカーで ISO13485 (& ISO9001) に基づいた品質マネジメントシステムの内部監査をする上で「良い内部監査員とは?」という疑問への回答を体感していただくコースです。コースの中で「患者の安全に関わる品質問題を出さないようなシステムにする」「衛生管理をきちんと行う」といった医療機器特有の問題を取り上げます。

薬事法QMS省令やMDDの内部監査が必要です

医療機器メーカーでの品質マネジメントシステム内部監査は、薬事法等の法規制に基づいた内部監査も含めて考える必要があります。この内部監査員トレーニングコースは、ISO 13485 (& ISO9001) だけでなく薬事法(QMS省令)、MDD、カナダ医療機器規則もカバーした内部監査を実施するための教育を行うコースです。

試験に合格された方には合格証を発行いたします。

1日目(10:00-17:00※)

  • コース説明
  • 講義:ISO13485:2003 & ISO9001:2008
    規格要求事項
  • 講義:内部監査の手法
  • 演習:監査準備
  • 演習:手順書の審査(ディスカッション)
  • 演習:監査の模擬練習 (1) 文書主体
※最大 17:30 まで延長される場合があります

2日目 (10:00-17:00)

  • 1日めのまとめ
  • 講義:医療機器の法規制
  • 演習:ケーススタディ(ディスカッション)
  • 演習:監査の模擬練習 (2) 現場
  • 演習:不適合報告書作成
  • コース内容の試験
pdf パンフレットのダウンロード

※ ISO13485:2003/ISO9001:2008 内部監査員トレーニングコースでは、ISO13485:2003 規格書を参照しますが、規格書はコース教材に含まれておりません。ISO13485:2003 規格書をご用意いただきますようお願い致します。


(13) ISO13485:2003 内部監査員アドバンスドコース (1日コース)

企業の危機管理から内部監査を提案するコースです

企業の(経営の)危機管理には「事前危機管理」と「事後危機管理」が重要と言われています。
企業としての危機管理も念頭において「役に立つ内部監査」をどう考えるか、を提案します。

また ISO14971 を参照し「的確にリスクマネジメントを内部監査する方法」を伝授します。

一段レベルの高い監査ができる内部監査員として、試験に合格された方には合格証を発行いたします。

1日コース (10:00-16:30)

  • コース説明
  • 講義:ISO 13485:2003 規格要求事項
  • 講義:課題1 リスクマネジメントプロセスの内部監査
  • 演習:課題1 監査資料作成演習(グループ毎)
  • 演習:課題1 検討結果発表と討議
  • 講義:課題2
  • 演習:課題2 監査資料作成演習(グループ毎)
  • 演習:課題2 検討結果発表と討議
  • 試験(課題について論点をまとめる記述式試験)
※ ISO13485:2003 内部監査員アドバンスドコースでは、ISO13485:2003 規格書を参照しますが、規格書はコース教材に含まれておりません。ISO13485:2003 規格書をご用意いただきますようお願い致します。


(14) IEC62304:2006 (EN62304:2006) 解説

IEC 62304:2006 が EN 62304:2006 として欧州整合規格化されたのと並行し、MDD ではソフトウェアに関連した基本要件 12.1a が追加されており、MDD対応上、IEC 62304:2006
(EN 62304:2006) に基づいたソフトウェアの 開発・バリデーション、製品ライフサイクルを通しての管理が必須となっております。

本プログラムでは、IEC 62304:2006 (EN 62304:2006) の概要、基本要件との関連、対策のポイントについて解説いたします。

1日コース (10:00-16:30)

(1) 基本要件と IEC 62304:2006(EN 62304:2006)
(2) IEC 62304:2006 概要
(3) IEC 62304:2006 詳細解説
  • 5章 ソフトウェア開発プロセス
  • 7章 ソフトウェアリスクマネジメントプロセス

(15) IEC 62366 医療機器のユーザビリティエンジニアリング解説

近年の医療機器の USE ERROR 防止のニーズ拡大により、ユーザビリティエンジニアリング国際規格として IEC 62366:2007 が発行されました。
※ IEC 規格として発行されていますが、能動医療機器だけでなく非能動医療機器を含むすべての
  医療機器を適用範囲としています。

基本要件への適合性証明のなかでヒューマンファクターの考慮は必須であり、また欧州以外でも、医療機器の USE ERROR による事故を防ぐ上で IEC 62366:2007 は重要な位置づけの国際規格として認識されています。

IEC 62366:2007 を参照しながら医療機器のユーザビリティエンジニアリングについて詳しく解説いたします。

1日コース (10:00-16:30)

(1) 基礎解説
(2) IEC 62366:2007 詳細解説
  • 5章 ユーザビリティエンジニアリングプロセス
  • 附属書G (実例)

(16) FDA/QSR 査察説明会及び QSR 査察実演

米国 FDA による QSR 査察の対策は万全でしょうか

米国市場に医療機器を輸出する上で対応が必要となる米国 FDA による QSR 査察への対策を明確にする1日コースです。

『ISO 認証の予備審査のように QSR の模擬査察が受けたい。』
『単なる模擬査察だけでなく今後内部監査でも見ていけるような情報も欲しい。』
『リーズナブルな費用で実施したい。』

上記のような社内ニーズがあっても、実施する機関が見つからない、あるいは費用面で予算に合わないという問題に直面されることが多かったのではないでしょうか。
本コースでは、FDA 査察についての解説に加えて査察実演を実施いたします。

リーズナブルな費用でご提供するため、統計的に FDA の査察において最も指摘件数が多いことが知られている CAPA (是正処置・予防処置) に査察実演を絞込み、それ以外の部分については貴社の内部監査等の中で見ていただくために必要な情報をご提供するための説明会を加えた1日のコースとなっております。


1日コース (10:00-17:00)

  • FDA-QSR 要求事項、QSIT 解説
  • FDA-QSR 査察方法説明
  • QSR 査察実演 (CAPA)
pdf パンフレットのダウンロード


(17) 防爆指令関連オンサイトセミナー

テュフズードジャパンでは、今後国内外防爆製品において本格的に対応が求められる "防爆と機能安全の関係" と "非電気機器の防爆" に関するオンサイトセミナーを実施いたします。
御社のニーズに対応したオーダメードなセミナーとなります。
新しい要求傾向を確認でき、今後の対応にお役立ていただけます。

  • 防爆と機能安全コース
  • 非電気機器の防爆コース
※本セミナーについては、以下のメールアドレスにお問い合わせください。
  info@tuv-sud.jp


お問い合わせ、申し込み方法

(1)〜(16) につきましては、下記のフォームよりお申込み・お問合わせください。
担当者よりお見積をお送り致します。

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そ の 他
  • 撮影、録音はご遠慮願います。
  • 社内イベントや講演会等への講師派遣のご依頼も承ります。
  • テュフズードインフォサービスは、認証サービスから独立したビジネスユニットとして公正な運営を目的としております。下記のような認証取得に向けたコンサルティングはご提供しておりません。
    • 品質マニュアルや規定、手順書案のご提供、作成
    • 製品、システム固有のアドバイス
    • 製品、システム固有のアドバイスを含むオンサイトセミナー